GMO WiMAXの通信制限は3日間?
とくとくBBのポケットWiFi(ギガ放題・7GB)の速度制限は?
そこで、GMOとくとくBB WiMAXの通信制限についてまとめました。
また、実際にGMO WiMAXを使用して、速度制限がかかった時の実話も掲載しています。
GMOのポケットWiFiを利用したい方は、ご確認ください。
GMO WiMAXの通信制限
はじめに、GMO WiMAXの通信制限についてご紹介します。
回線はWiMAX +5Gの方と、以前契約された方はWiMAX 2+のみの方もいます。
そこで、それぞれの通信速度制限について解説しました。
WiMAX +5G
以前、GMO WiMAX +5Gでは、通信量3日間の合計が15GB以上だと制限がありました。
しかし、現在は通常モードであれば、通信制限・速度制限はありません。
ただし、以下4つの場合のみ、速度制限がかかる事があります。
- 短期間で大量の通信量を使った場合(混雑する時間帯を制限する事がある)
- プラスエリアモードで通信量が15GBを超えた場合
- 自宅セット割でホームルーターの通信量30GBを超えた場合
- auスマートバリュー契約済みでホームルーターの通信量30GBを超えた場合
それぞれ、送受信最大128kbpsまで制限されますので、ご注意ください。
WiMAX 2+のみ
以前、GMO WiMAXに契約された方は、WiMAX 2+の回線のみの方もいます。
GMO WiMAX 2+のみの契約では、ギガ放題プランと通常プランがありました。
それぞれのプランで通信制限・速度制限の条件が違います。
ギガ放題プラン:3日間10GB以上
ギガ放題プランは、通信制限のないプランです。
以下の条件を満たすと、速度制限がかかります。
- WiMAX 2+とau 4G LTEの合計通信量3日間10GB以上の場合:1Mbpsまで制限
- LTE対応機種とハイスピードプラスエリアモードで月間7GB以上の場合:128Kbpsまで制限
通常プラン:7GB以上
通常プランは、容量7GB以上を使うと制限がかかるプランです。
そのため、合計7GB以上の場合、通信速度制限がかかります。
GMO WiMAXで速度制限された時の実話
当編集部では、当記事の更新時点だと「WiMAX 2+」を利用しています。
※タイミングを見て「WiMAX +5G」に乗り換える予定です。
現在までにWiMAX 2+を利用してきましたが、3日間で10GBを超えてしまい、通信速度制限がかかった事があります。
その時は、動画配信サービスでマーベルの映画やドラマを毎日のように見ていた時でした。
そして、速度が1Mbpsまで制限されてしまいました。
1Mbpsという速度だと、検索やメールはできますが、Webページの表示が遅く感じます。
また、YouTubeの動画の場合、最低画質の144pか240pであれば、なんとか見れる程度でした。
WiMAXは仕事で使っていますので、制限されると仕事がしにくくなります。
の時は、スマホの電波を飛ばしてパソコンに繋いだため、仕事に支障はありませんでした。
そのため、できる限り通信速度制限されない対策をするのがオススメです。
GMO WiMAXで通信制限されないためには?
GMO WiMAXで通信速度制限がかかると、ネットが使いづらくなります。
特にお仕事で利用されている方は、困る事が多いでしょう。
そこで、通信制限されないための対策をいくつかご紹介します。
制限の条件に注意
現在、GMOとくとくBBでは、WiMAX 2+は提供されていません。
通信制限がないWiMAX +5Gが提供されています。
しかし、すでにご紹介しているとおり、一部の条件を満たすと速度制限がかかりますので注意が必要です。
それらの条件を満たさないために、次の項目も確認してみてください。
使用した通信量をチェック
GMOとくとくBBの会員ページ「BBnavi」にログインすると、使用した通信量をチェックできます。
こちらは、月間の通信量と、毎日の通信量を過去5日間まで確認できます。
出所:GMOとくとくBB
また、GMO WiMAXのポケットWiFi機器でも、使用した通信量を確認する事ができます。
※今後の新機種によっては見れない可能性もありますので、予めご了承ください。
上記の画像は、GMOとくとくBBで契約した「Speed Wi-Fi NEXT WX06」という機種です。
このように、3日間で合計どの程度使用したのか?
また、3日間の使用通信量の推移なども見る事ができます。
この容量を見て、制限がかからないよう注意した方が良いかと思います。
状況によってスマホをWiFi代わりに
ポケットWiFiの利用者は、何らかのキャリアか格安スマホのご契約者が多いかと思います。
そこで、状況によっては、そのスマホをWiFiの代わりに使用する事で容量を節約できます。
スマホから電波を飛ばして、ポケットWiFiのように使う事を「デザリング」と言います。
容量をたくさん使ってしまい、通信制限がかかりそうな場合。
また、通信制限がかかってしまった場合にオススメの方法です。
デザリングの設定方法については、ご利用の通信会社の公式サイトからご確認ください。
現在のGMO WiMAXは、通信容量無制限ですので、比較的問題ないかもしれません。
関連記事:GMOとくとくBBのポケットWiFiレンタルはどう?
有料の公衆無線LANを使用する
GMO WiMAXでは、別途オプションとして「Wi2(ワイツー) 300」という有料の公衆無線LANが提供されています。
公衆無線LANとは、空港、駅、スターバックスなどのカフェ、全国6万ヶ所で使えるWiFiです。
ポケットWiFi機器は必要なく、指定の場所で電波を確認し、ネットに繋げる事ができます。
コンビニなどで使える無料の公衆無線LANと違い、暗号化通信されセキュリティも高いWiFiです。
こちらを使用する事で、通信制限・速度制限しそうになった場合、回避できます。
また、通信制限がかかってしまった場合も使えます。
ただし、指定の場所に行くと、Wi2の電波が複数あります。
暗号化通信(セキュリティ対策)されている電波と、されていない電波があります。
暗号化通信 | 電波の名称 |
---|---|
あり | ・Wi2_club(WPA2) ・Wi2premium_club(WPA2) |
なし | ・Wi2 ・Wi2premium ・0000Wi2 ・wifi_square ・Wi2_free |
必ず、暗号化通信されている電波のみ、利用した方が良いでしょう。
料金は月額398円(税込)となっており、GMO WiMAXに契約した場合、2ヶ月無料となります。
指定の利用可能なエリアのみとなりますので、公式サイトをご確認ください。
動画視聴は画質を落とす
私がGMO WiMAXで通信速度制限がかかった大きな原因は、動画の視聴です。
普通に動画を見ているだけでも、容量をたくさん使ってしまいます。
各動画配信サービスは、画質の設定ができる事が多いです。
その時は、その設定をせずに高画質で動画を視聴していました。
そのため、動画の画質を設定する事で、通信量を節約する事ができます。
YouTubeの場合、右下の歯車のようなマークを押すと、「画質」という項目が出てきます。
そちらで、画質を設定します。
機器ごとのオススメとしては、以下の画質です。
- パソコン、タブレットPC:360p又は480p
- スマホ:240p又は360p
また、画質を落としても、音声は劣化しないようです。
YouTubeで音楽を聞いている方は、最低画質の144pにしても良いかと思います。
まとめ
このように、GMO WiMAXのポケットWiFiでは、一定の条件を満たすと通信制限がかかります。
それぞれ、サービスやプランなどで条件が変わりますので、ご注意ください。
その他、通信量のチェック、状況によってスマホをWiFi代わりにする、動画の画質を落とす等の制限対策ができます。
現在、GMO WiMAXのポケットWiFiでは、特殊な条件がない限り無制限で利用できます。
今後も通信制限の条件が変わる可能性がありますので、必ず公式サイトもご確認ください。