ノマドワーカーは、ネット環境をどうしているのか?ポケットWifiやスマホで十分なのか?
通信制限や速度制限があった場合、どうすれば良いのか?
2013年頃からノマドワーカーとして働いている私が、今までに試行錯誤したネット環境についてお伝えします。
ノマドワーカーのネット環境
ノマドワーカーのネット環境について、実際に使っているポケットWifi・有料公衆Wifi・スマホ回線の3つの項目で解説しています。
私は大容量ファイルを使用する仕事をしていないため、自宅に高速のインターネット回線を引いていません。
動画制作のお仕事をされている方であれば、必要かもしれません。
大半のノマドワーカーは使用しない可能性がありますので、省略させていただきます。
ポケットWifi/モバイルルーター
まず、ポケットWifについてですが、こちらはモバイルルーターと呼ばれる事もあります。
実際に使っている機器は、WiMAX(ワイマックス)と言います。
通販や口コミサイトなどの評判は、比較的良い方だと思います。
メリット
- 格安のスマホ回線や無料Wifiより使用できる容量が多い
- 電波が届くエリアであればどこでもノマドワークできる
デメリット
- 契約先によって短期間で使用量が多いと速度制限がかかる(3日間で10GB以上の利用など)
- 使用環境によっては繋がりにくい事がある(利用者の数が多い時間帯や人数など)
私がノマドワーカーになる前から、現在までに使用経験があるポケットWifiは、E-MOBILE・Yahoo! Wi-fi・WiMAXの3つです。
一番初めに使っていたのはE-MOBILEですが、ヤフーに買収されて会社がなくなりました。
その後契約したYahoo! Wi-fiは、ソフトバンクとE-MOBILEのネット回線が両方使えました。
しかし、それでも私が使っていた時は繋がりづらく、さらに容量制限もあってイライラしてました。
当記事の作成時点で使用しているWiMAXは、3日間の使用量が10GB以上だと速度制限がかかりますが、その期間が過ぎるとまた同じ速度で利用する事ができます。
関連記事:GMO WiMAXの通信制限3日間 とくとくBBのポケットWiFi
WiMAXは、鉄筋の建物の中で使うと電波が悪いと言われており、実際にそういった環境で使用すると電波が悪くなるといった実感はあります。
しかし、私の場合、カフェで仕事をしている事が多く、そういった環境で使用する事はほとんどありません。
また、ポケットWifiの電波が悪い場合は、有料公衆Wifiや、スマホ回線の電波をパソコンに繋ぎますので、特に支障がありません。
今まで使った事のあるポケットWifiの中では、ある程度使える容量が多く、利用速度も問題ないWiMAXが一番良いと思っています。
当記事の作成時点では、大手のGMOインターネット株式会社が提供しているWiMAXが安いので使っています。
どのWifiを使おうか迷っている方は、一度チェックしてみてください。
有料公衆Wifi
カフェなどの外でポケットWifiの繋がりが悪い場合に、有料公衆WifiのWi2(ワイツー)を使う事があります。
こちらは、契約すると月400円程度で利用する事ができます。
また、電波によっては、セキュリティ対策されています。
ただし、このWifiと契約している店舗でないと使用する事ができません。
当記事の作成時点では、スターバックスで使えるところが多いです。
メリット
- 容量制限や速度制限があるネット環境の場合、容量をカバーできる
- Wifiやスマホのパケット代を節約できる
- 公衆無線WiFiなのに、セキュリティ対策されている
デメリット
- 使用環境によっては、繋がりにくい事がある(利用者の数が多い時間帯や人数など)
- 対応している店舗でないと使用できない
- 電波によっては、セキュリティ対策されていない
店舗で導入している場合、Wi2は複数の電波が飛んでいます。
もし、使う場合は、その中で「セキュリティあり」などと書いてある電波に繋いでください。
ちなみに、無料で提供されている公衆Wifiはセキュリティが甘いので、基本的には使わない方が良いと思います。
もし、ポケットWifiだけだと繋がるか不安…という方は、有料公衆Wifiも検討してみてください。
スマホ回線/格安SIM
スマホ回線は有名なdocomo・au・SoftBankの3キャリアだけでなく、楽天モバイルやなどの格安のスマホ回線もあります。
注意点としては、容量無制限と表記されている格安スマホ回線があります。
しかし、実際は短期間である一定量使うと速度制限がかかるケースが多く、厳密にいうと無制限ではないケースがあります。
メリット
- スマホ回線業者によっては電波が良く、ポケットWifiよりネット速度が早い場合もある
- ポケットWifiの速度・容量制限がかかった場合、デザリングしてパソコンに繋げる
デメリット
- 大手3キャリアの場合、月額料金が高い
- 短期間で一定量使用すると速度制限・容量制限がある
私はノマドワーカーになる以前のものを含めると、docomo、au、旧楽天モバイル、LINEモバイル、キャリアの楽天モバイルを使ってきました。
3キャリアのdocomoとauは、両方とも回線速度は良かったですが、料金が高かったのが嫌でした。
その後、格安スマホ回線が世に出てきたタイミングで、auから旧楽天モバイルに変更しました。
さらにその後、LINEモバイルに変更しました。
LINEモバイルにした理由は、LINE、Twitter、Facebook、Instagramでの閲覧のデータ消費がゼロという点です。
頻繁に使う方や、SNS集客をする方にとっては、かなりお得かと思います。
ただし、一部、データがカウントされるものもありますので、LINEモバイル公式サイトでご確認ください。
私が契約したのはデータ通信+音声通話の7GBですが、契約は最大で10GBと比較的大容量ですし、これらのSNSの使用時はデータが消費しないのでお得です。
出所:LINEモバイル
さらに良い点として大災害が起こって、たまたま容量制限がかかっても、電波塔などに問題なければSNSのみ通信できる点です。
つまりライフラインとしても◎なわけです。
その後、キャリアとしてスタートした楽天モバイルが、1年間0円キャンペーンをやっていたのでそちらに変えました。
全国に電波塔も増えたようで、徐々に繋がりも良くなっているようです。
私自身が使っている時は、地下に入ると電波が悪くなる傾向がありましたが、少しずつ良くなっている印象です。
当記事の更新時点では、料金も安く設定されていますので、一度チェックしてみてください。
ノマドワーカーのネット環境まとめ
ネット環境はノマドワーカーになる以前から試行錯誤してきましたが、やはり完璧なネット環境は存在しないと思います。
今のところ、ノマドワークをする上で基本的にはWiMAX・楽天モバイルの2つで問題なくやれています。
また、必要に応じて、有料公衆Wifiを使っています。
動画制作など、大容量のファイルを処理するには不向きですが、ブログの更新やウェブ制作などであれば、さほど問題なくできる環境だと思います。
ノマドワークをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。